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論文

ダイナミクス解析装置DNAの実用化; 背面反射結晶アナライザー型高エネルギー分解能中性子分光器の系譜

柴田 薫

波紋, 28(1), p.26 - 28, 2018/02

背面散乱中性子分光器の系譜とダイナミクス解析装置DNAの仕様を簡単に紹介する。DNA分光器は大強度陽子加速器施設(J-PARC)物質・生命科学実験施設(MLF)のパルス中性子源に設置されたSi結晶アナライザーを用いた飛行時間型(TOF)背面散乱分光器(n-BSS)である。DNA分光器と同系の、世界中で稼働中もしくは稼働していた主な研究用原子炉線源設置型およびパルス線源設置型の背面反射結晶アナライザー型高エネルギー分解能中性子分光器の概要を説明し、その中でのDNA分光器の特徴について解説した。

報告書

放射線管理用試料集中計測システムの更新

川崎 克也; 望月 薫*; 鈴木 武彦; 木内 伸幸

JAERI-Tech 2004-070, 50 Pages, 2004/12

JAERI-Tech-2004-070.pdf:18.19MB

放射線管理用試料集中計測システムは、日本原子力研究所東海研究所の施設及び環境の放射線管理に必要な多種多数の試料について、測定及びデータ解析を集中的に行うものであり、1981年度から本格的な運用を開始し現在では年間2万件を超える測定に使われている。本システムの中枢をなすコンピュータは、機器の老朽化が進むとともに、メーカーサポートの終了が相次いだことから、安定な運用に支障が生じてきた。そこで、2003年度にコンピュータ関連機器の更新とシステムの再構築を行った。今回の更新では、コンピュータのハードウェア構成を、データサーバとパーソナルコンピュータの複合型のクライアントサーバーシステムとした。また、ソフトウェアには、試料情報登録用にイントラネットワークを利用したWeb方式を新たに導入し、さらに、依頼試料に対する進捗状況の確認及び結果の閲覧を、利用者自身のパーソナルコンピュータからオンラインで直接行える機能も新たに追加した。この結果、利用者の利便性をさらに広げることができた。

論文

Characterizations of heavy ion irradiated PET membranes

高橋 周一*; 吉田 勝; 浅野 雅春; 埜富 光男*; 仲川 勤*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 217(3), p.435 - 441, 2004/05

 被引用回数:15 パーセンタイル:68.2(Instruments & Instrumentation)

重イオン照射したフィルムの物性変化を動的粘弾性測定(DMA),DSC,FT-IR,AFM,接触角測定,引っ張り試験などを用いて検討した。サンプルとしてはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用いた。イオン照射はXeイオン(450MeV)を3$$times$$10$$^{3}$$から3$$times$$10$$^{9}$$ions/cm$$^{2}$$のフルエンスの条件で行った。引っ張り試験とDMAの結果から、イオン照射によりPETフィルムは架橋することがわかった。しかし、3$$times$$10$$^{9}$$ions/cm$$^{2}$$のフルエンスで照射したPETフィルムは引っ張り強度は増大したが、破断強度は低下した。このことから、高いフルエンスで照射することにより、ポリマーの主鎖切断が起こり、分解構造が形成されると結論した。また、DSCとFT-IRの結果は、イオン照射によってフィルムが非晶化することを示した。

論文

Formation of a charge-exchange target for fast ions in the plasma of large-scale toroidal devices under NBI conditions

Mironov, M. I.*; Khudoleev, A. V.*; 草間 義紀

Plasma Physics Reports, 30(2), p.164 - 168, 2004/02

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Physics, Fluids & Plasmas)

高エネルギー荷電交換計測により、水素様不純物イオンによる水素イオンの中性化によって生成される高速原子の分布関数を決定することができる。分布関数を得るためには、プラズマ中でのターゲットイオンの成分と空間分布を知る必要がある。荷電交換標的粒子は、不純物原子核と加熱用中性粒子ビームとの相互作用で生成される。中性粒子ビームと計測装置との位置関係に基づき、ターゲット粒子の軌跡を計算する必要がある。実際のトカマク配位での不純物イオンのバランスを構築する原子の基礎過程を考慮するモデルが提案されている。JT-60Uプラズマへこのモデルを適用する。荷電交換原子束の形成機構を調べた。荷電交換束への異なったビーム入射装置の相対的な寄与を評価した。計算結果に基づき、固定した分析器を用いたイオン分布関数の局所的な測定の方法を提案する。

論文

Calibration of heavy ion beam probe energy analyzer using mesh probe in the JFT-2M tokamak

神谷 健作; 三浦 幸俊; 井戸 毅*; 浜田 泰司*

Review of Scientific Instruments, 74(9), p.4206 - 4208, 2003/09

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Instruments & Instrumentation)

メッシュプローブを用いた重イオンビームプローブ用平行平板型エネルギー分析器の直接的な較正手法を確立した。ガス散乱による較正実験においてメッシュプローブ内にサンプル体積を導入した後、ACバイアスを印加することにより、観測される2次ビームの規格化差分量がバイアス電圧に比例することを確認した。同時に、規格化差分量のバイアス電圧に対する勾配が、理論計算から予想されるように分析器への入射角に依存することも確認できた。ビームのメッシュ透過率は約40%であるが、ビーム電流は10マイクロAとすることにより良好なS/Nが得られた。今回の絶対較正結果は誤差10%以下であり、メッシュプローブを用いない通常のガス散乱による較正結果と良い一致を示した。

論文

High efficiency indirect geometory crystal analyzer TOF spectrometer; DYANA dedicated to biology, planning in JSNS

柴田 薫; 田村 格良; 曽山 和彦; 新井 正敏; Middendorf, H. D.*; 新村 信雄

Proceedings of ICANS-XVI, Volume 1, p.351 - 354, 2003/07

生体高分子,生体物質及び関連するソフトマターの動的構造を研究することを主たる目的として計画,設計されている生物用非弾性散乱装置DYANAの最適化デザインの検討結果について述べる。本装置は、日本原子力研究所東海研究所において建設が進められている大強度陽子加速器施設プロジェクトのなかの物質・生命科学実験施設パルス中性子源に設置することが提案されている。DYANA分光器は逆転配置型結晶解析分光器でカバーするエネルギー・運動量範囲はそれぞれ数$$mu$$eV$$sim$$数meV, 0.1$$AA ^{-1}$$$$sim$$$$AA ^{-1}$$になる。これらの分光器の仕様により、蛋白質分子の運動を解析が可能になることが期待される。

報告書

生物用非弾性散乱装置DYANAの概念設計

柴田 薫; 田村 格良; 曽山 和彦; 新井 正敏; 新村 信雄

JAERI-Research 2002-036, 30 Pages, 2003/03

JAERI-Research-2002-036.pdf:1.79MB

生体高分子,生体物質及び関連するソフトマターの動的構造を研究することを主たる目的として計画,設計されている生物用非弾性散乱装置DYANAの最適化デザインの検討結果について述べる。本装置は、日本原子力研究所東海研究所において建設が進められている大強度陽子加速器施設プロジェクトのなかの物質・生命科学実験施設パルス中性子源に設置することが提案されている。DYANA分光器は逆転配置型結晶解析分光器でカバーするエネルギー・運動量範囲はそれぞれ数$$mu$$eV $$sim$$ 数meV, 0.1 $$AA ^{-1}$$ $$sim$$$$AA ^{-1}$$になる。これらの分光器の仕様により、蛋白質分子の運動を解析が可能になることが期待される。

報告書

プログラム並列化支援解析ツールkpx

松山 雄次*; 折居 茂夫*; 大田 敏郎*; 久米 悦雄; 相川 裕史

JAERI-Tech 97-017, 156 Pages, 1997/03

JAERI-Tech-97-017.pdf:4.58MB

kpxは、並列処理推進のための共通基盤として開発した、プログラム並列化支援解析ツールである。kpxは時間計算のためのktool、Paragon並列化オーバーヘッド測定のためのptool、VPP並列化オーバーヘッド測定のためのxtoolから構成されている。kpxのktoolは、全てのUNIX系コンピュータのFORTRANプログラムを対象としておりParagon、SP2、SR2201、VPP500、VPP300、Monte-4、SX-4、T90において動作確認されている。

報告書

FORTRANプログラム静的解析ツールANALYSIS/EXの開発

長内 誠志*; 横川 三津夫

JAERI-M 93-155, 130 Pages, 1993/08

JAERI-M-93-155.pdf:3.16MB

ANALYSISは、FORTRANプログラムの木構造やCOMMON領域の静的解析を行うためのソフトウェア・ツールである。新FORTRANコンパイラFORTRAN77EX(V12)の導入とともに、従来のANALYSISの解析機能を拡張したANALYSIS/EXを開発した。ANALYSIS/EXでは、従来のANALYSISの解析機能に加え、新コンパイラの文法に対応するとともに、大規模な原子力コードの解析を可能にした。またCOMMON領域の詳細解析機能を追加した。本報告書では、FORTRANプログラム静的解析ツールANALYSIS/EXについて、改良方法や拡張機能について述べる。

報告書

新FORTRANコンパイラの導入とベクトル計算機の効果的利用法

根本 俊行*; 鈴木 孝一郎*; 渡辺 健二*; 町田 昌彦*; 長内 誠志*; 磯辺 信雄*; 原田 裕夫; 横川 三津夫

JAERI-M 92-105, 209 Pages, 1992/07

JAERI-M-92-105.pdf:5.23MB

原研に設置されている富士通(株)製大型計算機上で動作するFORTRANコンパイラが平成4年5月から新バージョン(V12)に移行された。V12コンパイラの導入に先立って、代表的原子力コード16本のベンチマークテストを行い、V12コンパイラの性能を評価した。この結果、新コンパイラでは、旧コンパイラと比較して平均1.13倍の速度向上が得られた。また、V12コンパイラで新たに追加された機能の効果、原子力コードに対するコンパイラの互換性等を調査した。更に、新たな動的解析ツールANALYZERに対応したベクトル化支援ツールTOP10EXを開発した。本報告書では、新コンパイラの評価結果やTOP10EXの使用方法について述べる。

論文

Application of silicon surface barrier detector for fast neutral particles

三浦 幸俊; 竹内 浩; 小原 祥裕; 小長井 主悦*; 木村 博信*

Review of Scientific Instruments, 50(5), p.1111 - 1113, 1985/00

現在、プラズマ診断に一般的に用いられている中性粒子エネルギー分析装置は、多チャンネルで大型の分析器であり、プラズマ実験装置へのアクセスがかなり制限されている。そこで表面障壁型シリコン検出器(SSD)を用いた、小型1チャンネルでエネルギー分析ができる中性粒子分析装置の設計、検討を行った。また、検出器の有効性を確認するために、JT-60、NBI原型ユニットのプロトン比測定によりテストした。結果は、分光測定と良い一致を示し、また、エネルギー分解能が40KeVで約12%であり、粒子のエネルギーと、パルス波高の直線的関係が、16KeVから100KeVまで確認された。この小型中性粒子分析装置の設計、検討と、SSDについて発表する予定である。

報告書

CANBERRA 8100/QUANTAシステムによる環境ガンマ線測定用プログラム

吉田 廣*; 阪井 英次

JAERI-M 82-191, 72 Pages, 1982/12

JAERI-M-82-191.pdf:2.27MB

本報告は半導体検出器により得られた、環境ガンマ線スペクトル・データを解析するためのプログラムについて述べたものである。これらはマルチチャネル波高分析器(MCA)とミニコンピュータより成るシステムにより、ガンマ線スペクトルのデータを自動的に収集し解析するために作製したプログラムを更に拡張して本目的のために開発したものである。拡張したプログラムの主なものは(1)MCAメモリ内のデータを直接解析して光電ピークの面積を算出し、ディスク上のライブラリ・データ中の、光電ピーク・エネルギーと核種により定まるそれぞれの係数をそれぞれのピ-ク面積の値に乗じ、存在する核種の放射能強度およひ空間線量率を算出する。(2)ディスクに記入されたMCAのデータに対して同様の解析を行い、結果をディスクに記入する。(3)これらのデータの積算と解析を平行して自動的に行うもの、等である。

報告書

多重シングル・チャネル・アナライザーによるウラン濃縮度測定

東條 隆夫

JAERI-M 82-074, 37 Pages, 1982/07

JAERI-M-82-074.pdf:1.06MB

Nal(Tl)検出器12.318a/0および3.051a/0の標準金属ウラン試料を用いた多重シングル・チャネル・アナライザーによるウラン濃縮度測定を種々なアナライザー・ウインド設定条件で行い、得られた濃縮度ER$$_{M}$$をGe $$gamma$$線スペクトロメー夕による濃縮度ER$$_{G}$$と比較・検討した。濃縮度が7.345,5.638および0.535a/0と測定された試料の濃縮度ER$$_{M}$$とER$$_{G}$$との差異(ER$$_{M}$$-ER$$_{G}$$)はそれぞれ-0.001,0.066および-0.009a/0であり、10分間計測時の統計誤差はそれぞれ0.23,0.29および1.9%であった。これらの測定では、185-keV$$gamma$$線($$^{2}$$$$^{3}$$$$^{5}$$U)のピーク計数率測定用のウインドは216~210keVに、バックグラウンド計数率測定用のウインドは216~291keVに設定された。この設定条件は、ここで用いた種々の設定条件の中で最も安定で、外部放射線の影響が少ない測定が可能であることが明らかになった。

報告書

FORTRAN構文解析プログラムSCANの機能と構造

富山 峯秀; 浅井 清

JAERI-M 9719, 71 Pages, 1981/10

JAERI-M-9719.pdf:1.51MB

SCANは、FORTRAN構文解析プログラムであり、解析の対象となるFORTRANプログラムを1ステートメントづつ読み込み、文法のチェックを行ない、内部コード表現のステートメントに変換するものである。SCANが扱うFORTRANの言語レベルはJIS-7000を基本とし、いくつかのFORTRAN IV-Hの機能を追加したものである。本報告書ではSCANのプログラム構造と構文の解析方法、解析の過程で作成されるテーブル類について説明してある。また解析の結果作成される内部コード表現化されたFORTRAN文について述べている。SCAN自身は約5000枚のFORTRANで記述されている。FORTRANの構文解析を必要とする他の応用に対しては、SCANを少し変更することによりうまく適用できると考えている。

論文

Measurement of impurities in a long-pulse,multiampere hydrogen beam

奥村 義和; 水谷 泰彦*; 小原 祥裕; 柴田 猛順

Review of Scientific Instruments, 52(1), p.1 - 7, 1981/00

 被引用回数:17 パーセンタイル:86.52(Instruments & Instrumentation)

プラズマ加熱用中性粒子ビーム中に含まれる不純物の量が、磁場質量分析器を用いて測定された。75KeV/6A/10secイオン源から引き出され、90%中性子平衡セルを通過した後のイオンビームは、1~2%の軽元素不純物(C$$^{+}$$、O$$^{+}$$、H$$_{2}$$O$$^{+}$$等)と、0.02~0.15%の重金属不純物(Cu$$^{+}$$、W$$^{+}$$、Ag$$^{+}$$等)を含んでいる。中性化効率を考慮すると、中性ビームは3~6%の軽元素不純物と0.04~0.3%の重金属不純物を含んでいると推察される。酸素に関する不純物の量は、10秒のパルス中に時間とともに減少する。一方、炭素・銅・タングステンの不純物は、時間とともにわずかに増加する。これらの不純物の発生場所を論じ、不純物量を減らすためのイオン源の運転モードを提案する。

論文

A Multi-channel analyzer using a dedicated CAMAC memory

熊原 忠士; 八木 秀之; 小沢 皓雄; 竹田 忠義; 大内 勲; 清水 和明

IEEE Transactions on Nuclear Science, NS-26(1), p.746 - 749, 1979/00

専用CAMACメモリを使って構成するマルチ・チャンネル・アナライザが開発され、この特徴は、計算機採用によるマルチ・チャンネル・アナライザの柔軟性と、ハードワイアによるマルチ・チャンネル・アナライザの高性能特性を合わせもつものとなっている。このCAMAC型アナライザのデータのアキュムレーションは、MCAタイマ、メモリ・コントローラ、4KWメモリ、CRTドライバなどの専用CAMACモジュールで行われ、このデータは収集後。CAMACデータウェイを介して、任意に選択される各種のリードアウト装置に転送されるようになっている。ここではこれらのCAMACモジュールの構成と機能およびこれらのモジュールを使って構成したマルチ・チャンネル・アナライザの構成と動作について述べている。

論文

A Micro-CAMAC system for use in a gamma spectrometry system

熊原 忠士; 八木 秀之; 猪俣 新次; 大内 勲; 竹田 忠義

IEEE Transactions on Nuclear Science, 25(1), p.485 - 488, 1978/01

 被引用回数:1

マイクロ・コンピュータを内蔵したクレート・コントローラで構成される、マイクロCAMAと呼ばれる経済的なCAMACシステムを使って、ガンマ線測定システムのインテリゼント端末を構成した。このマイクロCAMACシステムは、各種の波高分析器の収集データを中央の大型計算機に転送して、高精度で迅速なデータ処理を行うものである。ここではこの端末制御用のマイクロCAMACシステムのハードウェア構成と制御用ソフトウェアについて述べている。このマイクロCAMACシステムはすべてCAMACモジュールで構成され、柔軟性が高く、制御プログラムはROM(読み出し票用メモリ)に前もって書き込まれているため、操作が容易であり、しかも使用者の便を計るため、BASICインタープリンタを備え、プログラムや計算が容易に行えるようになっている。

報告書

UO$$_{2}$$燃料の焼きしまりに関する研究

柳澤 和章; 内田 正明; 林 清純*

JAERI-M 7210, 51 Pages, 1977/08

JAERI-M-7210.pdf:5.3MB

ATR型燃料を実用条件に近い条件でJMTR、OWL-1ループを使用して平均1720Mwd/tまで照射しUO$$_{2}$$燃料の焼きしまり挙動を調べた。実験には初期密度、結晶粒度、および気孔度の異なる6種類のUO$$_{2}$$ペレットを用いた。照射前後のUO$$_{2}$$ペレット密度変化はメタキシレン液浸法を用いて測定した。初期密度の低いものは1.5~2.0%TD近く焼きしまりがあったが95%TD以上のものは殆んど焼きしまらなかった。ペレットの結晶粒径は3~11$$mu$$mの範囲内にあった。照射により5$$mu$$m以下のものが焼きしまりそれ以上のものは殆んど焼きしまらなかった。気孔度および気孔の分布の測定は画像解析装置を用いて測定した。気孔が小さく不安定型分布をもったUO$$_{2}$$ペレットは照射で大きく焼きしまったが気孔が大きく安定型分布をもったものは殆んど焼きしまりをおこさなかった。

論文

$$beta$$線吸収線量率の直読式測定法

備後 一義

日本原子力学会誌, 19(4), p.247 - 255, 1977/04

 被引用回数:1

プラスチックシンチレータを検出部とし、増幅器SCA・線量率指示器からなる測定器と$$beta$$線吸収線量率の測定法を開発した。人体表面での流量が同じであっても不感層の厚さによって吸収線量が異なる。このため、不感層の厚さに対応してSCAのディスクリレベル・ウィンド幅を変え特定の波高値をもつパルスのみを選択計数するとともに、高エネルギー$$beta$$線であってもSCAの選択幅内に入るパルスの数が多くなるように薄いシンチレータ(40Ф$$times$$2mmt)を用いることによって、広いエネルギー範囲で線量感度が一定になるようにした。 $$B$$線のエネルギーが0.4$$sim$$3.5MeV(不感層7mg/cm$$^{2}$$)および0.3$$sim$$3.5MeV(同、40mg/cm$$^{2}$$)の範囲で、線量感度は50cps/(mrad/hr)$$pm$$15%で一定である。吸収線量率は、測定器の係数率に定数2$$times$$10$$^{-}$$$$^{2}$$(mrad/hr)/cpsを乗ずることによって求めることができる。

論文

ADCの高速化と微分直線性の改善

金原 節朗

原子力工業, 23(2), p.35 - 41, 1977/02

波高分析器用ADCの高速化問題を一般的に述べ、ウィルキンソン型は100~200MHzのクロック周波数を境に、高速化に対し1つの限界が生じており、その原因が内部回路の干渉作用によることを説明している。 その対策として、スムージング対策を検討し、新しい計数方式の内代表的なものを2つ紹介している。そして、特に実用性の高い方式について特性測定を行って改善効果を実証し、顕著な効果があることを述べ、その一般的評価も行っている。

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